
ちょっと怪しい オーパーツ
分類不可、ありえないもの
X-file No.001
1968年6月、 アメリカのユタ州アンテローブ・スプリングという場所で、
人類史を根底から覆す事になるかもしれない化石が発見された。
彼が発見した化石は、どうみても、 「三葉虫を踏みつぶしたサンダル靴
の跡」の化石だった。
三葉虫は、カニやエビに近い海生の節足類で、5億年前に栄え、 2億8
千万年前に絶滅したと考えられている生物である。 海沿いに生息し、海
岸線で活動していたものの考えられる。
その生きた三葉虫を三匹踏みつぶしたように見えるサンダル靴の跡は、
長さ約26cm、 幅8.9cmで現代でいうと平均的な成人男性の靴のサイ
ズと一致する。 そして、普通の靴跡同様、かかとの窪みもはっきり表れて
いるという。 だが、いままでの常識では、数億年前の地球上には人間は
おろか、 足跡を残すことができる脊椎動物でさえ存在しないことになって
いる。
この足跡がまぎれもなく人類のものであるとしたら定説の200万年前ど
ころか、数億年前に人類はこの地球に登場していたことになる。定説を根
底から覆すこの化石は、考古学界を騒がせる大事件となった。
最初にこの化石を調べたユタ大学地球科学博物館の研究員
は
「自然のプロセスで偶然、足跡に見える形になっただけである」という否定的な
立場をとった。しかし、どんなプロセスが働いたのかは説明できなかった。
同じユタ大学の人類学者ジェシー・ジェニングス博士も否定的な立場をとって
一匹の大きな三葉虫が小さな三匹の三葉虫の上に覆い被さった跡
であるという説を発表した。しかし、この仮説を裏付ける証拠は何もない。
足跡の化石の発見は上記のものだけにはとどまらなかった。
三葉虫を踏みつけた足跡の化石が発見された翌年の1969年7月20日
隣のアリゾナ州のツーソンから調査に来た地質学者によって発見地点付近の
泥板岩層から、長さ約15cmの奇妙な化石を発見した。
今度は、「人間の子供のはだしの足跡」の化石だった。
この化石には
子供のものと思われる5本の足の指が開きぎみに踏みつけられていた。
そして、その化石はかかとの部分のギザギザ模様まではっきりわかるという。
旧ソビエトの科学者たちは、宇宙服の靴のようだと指摘した。
さらに翌年8月には、 ソルトレークシティの教師ディーン・ピッターが
やはりアンテローブ・スプリングで、 二個の靴かあるいはサンダルの足跡と
思われる化石を発見した。 これらの足跡の化石を調べたユタ大学の
金属学者メルヴィン・クック教授は、同じ岩層上のすぐそばに小さい三葉虫の
化石があり、おそらく足跡と同時代のものであろうと報告している。
もし、この足跡の化石が本当に数億年前のものだとすると、生物と
人類の進化の過程や現代の科学を根底から覆すことにはなる。
または、タイムマシーンでやってきた未来人という事になるが、この足跡をつけた
人物は足跡以外の痕跡はまったく残さなかった。まるで突如現れ消えたような印象である。
はたして、この化石はなんなのだろうか?